この製品は、街でよく見かける「のぼり旗」の設置において設置環境の改善を提供するものです
製品開発の背景・目的
従来より、ガードレールや歩道と車道の境界フェンス、河川敷等の落下防止柵に交通安全や防犯を啓蒙するため「のぼり旗」が設置されたり、店舗敷地のフェンスに商品やサービスあるいはイベントを宣伝するために「のぼり旗」が掲げられている事が多いです。
これらの「のぼり旗」の設置方法は、ビニールパイプをガードレールなどの支柱に針金で固定し、そこに旗竿を差し込んで一定期間の注意喚起などを促しています。
そして一定期間が過ぎれば、旗竿のみを回収し針金で固定されたビニールパイプは次回使用時まで放置されることが度々あります。
また、一度だけ旗を掲げるような場合は針金や結束バンド、ひも等でガードレールなどの支柱に直接くくり付けています。
この場合、期間終了後はくくりつける為に使用した針金などはゴミとして廃棄されることとなります。
本製品は
① 針金等が疲労劣化して旗竿が外れ通行の邪魔になったり思わず危険を生むことを
防止する(安全性)
② 無駄なゴミを出さないことによるゴミの削減
③ 針金を巻き付けることによりガードレールなどの支柱塗装が剥がれ
サビ付きやすくなることを防止し美観の維持に貢献(公共物等の損害抑制)
④ 都度、針金等で固定する手間を省ける労働時間削減(本製品は簡単に着脱可能)
などを目標として開発しました。
また、耐久性にも優れているので長期使用可能であり経費削減にも貢献できます。
製品の特徴
① のぼり旗竿の高さ調整ができる
(下側支持ユニットの竿支持部内に下端部受けがついている)
② ポールと支柱との密着性がよく、滑り止め、キズ付防止効果がある
(ポールと支支柱ユニットの間に弾性ゴム部材が周方向についている)
③ 着脱が容易であり付け替え可能である
(支柱固定部がヒンジ部を介し開閉可能)